1児のHSPパパ 東京生まれ 東京育ち 「自由が何より大事なオッサン」の半生
幼稚園では、強烈にいじめられる。
毎日、泣いて母親にすがり、慰めてもらう毎日。
でも、結局、幼稚園に行くと、いじめられる毎日にうんざりする。
ある時、幼稚園ながらに、いじめてくる園児にやり返す。
結果、いじめから開放された。
この時、ボクは感じました
「結局、自分で自分の道を切り開かないと、何も変わらないなと・・・」
その後、「自由」に行動していると、いじめられっ子認定される。
理由は、好き嫌いが激しい事が関係しています。
好きでもない同級生が一緒に帰ろうと誘われるために
「やだ」と答えていたら、仲間はずれをしていると、小学校で問題になり、
晴れて、いじめっ子認定されるハメに・・・
それからも、結局、人の好き嫌いの激しさは治らず、
「いやだ」と言うのをやめ、いじめっ子認定は解除。
小学生の時に横山光輝の「三国志」を読み、「漢の義」の世界に憧れ、
中学、高校、大学とだんだん不良少年への道へ。
不良の人間関係は、男気がある人が多く、怖かったり、大変な事もあったけど、
居心地は悪くなかった。
ただ、本物の不良の人たちを目にして、器の大きさ、気合の入り方を見て、
「ボクは、中途半端だ・・・」と自信を喪失し、普通に就職する事を考える。
就活は、就職氷河期にも関わらず、内定を出しまくり、晴れて社会人。
ただ、普通の社会に入ると居心地が悪く、
本当に自分が「中途半端な立ち位置」だなと、実感。
ただ、ビジネスの世界は面白く、30代までは仕事漬け。
結果も出して、それなりに出世。
ただ、結婚をして、子供ができると、急速に仕事に飽き始める。
出世すると、マネジメントばかりで、現場で三国志の呂布みたいに戦えない・・・
一緒に中華大陸を統一しようとしていた、「仲間」が長い時間をかけて、退職していき
同士が減っていった事も関係あると思いますが・・・
コロナ禍が変えた、「ボクの価値観」
このパンデミックで、気付いた事があります。
いや、気付いてしまったと言った方がいいかもしれません。
それは、パンデミックのように外出に制限がかかると、「お金」を使わないと言う事です。
そして、家族と過ごす時間は増えました。
繁華街に行く回数が激減、まあ結婚してからも減り始めてましたが、ほぼ行かなくなると・・・
まず、欲しい物がなくなっていきました。
どれだけ、資本主義に踊らされてたんだろう??と感じ始めます。
ビフォーコロナでは、ブランド物をみると、うっかり買い物をしてましたが、
全く欲しくならないという、完全にデトックス状態になります。
ただ、クルマは心の底から好きらしく、まだ欲しいクルマはあります。
ソーシャルディスタンスを考えると、週末は家族で公園に行く機会が増えました。
好きなクルマでドライブをして、公園に行く、
そして奥さんが作ってくれたお弁当を食べる、遠出をしてその土地の名産物を食す・・・
どんなにアホみたいに食べても、「1万円」も使いません。
ビフォーコロナの時、六本木で焼肉に行って、一人2万も、3万も、その上、奢っていた自分がアホに思えてきました。
(まあ、昔から多分アホなんだと思いますが笑)
そうなんです。
コロナ禍は非常に大変ですが、ボクにとっては、「人生のデトックス」になってたんです。
なんのためにお金を稼いでいるのか? 真剣に悩む・・・・
今更何を、言い始めてるんだコイツは・・・
そう思う人もいるでしょうが、真剣に悩み始めたんです。
「なんのためにお金を稼いでいるのか?」
普通の回答は、ボクも知っています。
「生活するためだからね!」
そうなんです。その通りなんです。
ですが、激務をする、たくさんお金をもらう。
ストレスフルな環境で働く、出世する
多くのサラリーマンの方も同じ状況にあると思います。
しかし、公園で楽しんでいるボクに、
「こんなにお金を稼ぐ意味があるのか?」
という疑問が頭に浮かんでは、消えていきます。
お金を稼ぐために、満員電車に乗り、やりたくもない仕事をして、話したくもない上司と会う。
「年収が今の10分の1だったら、今の仕事をするか?」
そう問いかければ、ボクの心のなかのもう一人のボクが、
クイズ番組のボタンを押すが如く、即答します。
「年収が10分の1だったらしません!」
司会者は言います。
「正解です!サービス問題でしたね!」
そうなんです、サービス問題の如く、自分の中で答えが出てしまってたんです。
仕事じゃなくて、家族が大事。
家族が大事と言ってても実際は、
仕事で朝にちょっとだけ子供の目に入る。
そして、夜、クタクタになって帰ってくる。
子供と1時間ぐらい一緒に何かする。
週末は、家族で遊ぶ。
これぐらいしかできないんですよね。
会社に行ってると・・・
その結果、おバカなボクはこうなりました。
奥さんとも話しました。奥さんは
「人生を楽しく生きられないなら、辞めてもいいんじゃない?」
全く、止めません笑
子供に聞けば、
「パパ、明日、遊びに行こう!」
全く、事の重大性を認識できていません。まあ、園児だからしょうがないですよね。
と言う事で、2022年6月末を持って、退職します!
とはいえ、現実問題として、明日辞めるって訳にも、金銭的にいきません。
だから、1年、なぜ正確に一年じゃないかと言えば、ボーナスをもらってから辞めようっていう事です。
実際に、家族がいるのに、会社を辞めて、独立する。
それも自分よりも年収が高いサラリーマンとそれほど会った事がない金額をもらっても、
子供の時の「自由」ってモノを求めて・・・
と言うことで、辞めるために約1年間、色々準備していきます。
その準備の過程、それプラス、HSPだったボクが1番悩んだ人間関係。
この人間関係を「区分」する事で、人付き合いが前よりも楽になりました。
東京の街を歩けば、疲れて、目が死んだサラリーマンがたくさんいます。
ボクと同じ様に家族がいるから、会社を辞められない・・・
と思っている人や、
これからサラリーマンでも、プライベートの友人でも人間関係は、色々ありますよね?
そう言った方々が読んで、参考になる情報を発信していこうと思っています。
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